名付けは難しいプロセスで、日本語でもそうですが、名前を付けるには教養が必要です。
多くの場合、中学生レベルの英語理解で十分なはずですが、受験英語の理解では、英文としておかしいものの、日本人に取っては分からなくもない名前になりがちです。
こういった場合、日本語もおかしいケースが見られるので、「別の単語にならないか」とか「声に出して読んでみる」といったアプローチが必要になります。
誤訳に注意する
Google翻訳やDeepL翻訳に、間違った日本語を入力すると、直訳されて当たり前のように意味の異なる間違った英単語が出力されます。
直訳英語をそのまま使うのは、思いがけず恥ずかしい意味の単語を使っている事があり、バカ丸出しで危険です。
例えば、音楽を再生(play)するメソッド名を決めるときに、翻訳サイトで再生を翻訳すると「playback」や「regeneration」と翻訳される事があります。
これだと全く意味が異なってしまうため、バグの元になります。
他にも、可能や出来る(available/possible)など、可能の是非を問うものを、無闇にcanを使い、能力的にできるなのか、可能性・推量的な意味なのか、という謎の文脈になっているケースも良く見られます。
単語は文脈や対象領域にあったものかどうかを見極めてから使う必要があります。
英語に自信がない時
本来自身がないときは、英語が得意な人を探して確認する必要があります。
GitHubで英語圏ネイティブと思しき人を探して、名付けを見てみるのが良いと思います。
その程度の英語ができないのであれば、Weblioに英語の文章ごと放り込んで、例文が出てくるならその意味を参考にしてみるのが良いでしょう。検索にヒットしなければ別のアプローチを考えた方が良いかもしれません。
Google検索で検索すると、英単語の場合、全然関係ない項目までヒットするのであまり役立ちません。