SEO のためにブログを更新する頻度について、万能の答えはありません。
コンテンツの種類、目標、視聴者、利用可能なリソースなど、さまざまな要因によって異なります。
運営が軌道に乗ってくれば、徐々に検索エンジンが学習するので、一定の更新頻度で問題ありません。
しかし、サイトを立ち上げたばかりの時は、30ページをめどに毎日更新か、2ヶ月程度以内に更新した方がいいです。
検索エンジンの憂鬱
サイトの更新を検索エンジンに自動で飛ばすようしている前提ですが、ある程度頻繁に更新した方がいい理由は、サイト立ち上げ初期は検索エンジンが自分のサイトを取り込まないためです。
厄介なことに、Google Search Consoleから手動でURLの登録を行なっても中々取り込まれません。
立ち上げ初期のwebサイトは、検索エンジンが各ページに対するアクセスによって、登録の是非を判定する横着な仕組みをとっています。
一定のアクセスが必要と言われるのはこのためです。
注意すべき点は、アクセスIPが特定のVPNなど、検索エンジン側で危険だとベンチマークされているIPで大量にアクセスすると、不利益になる可能性があるため注意が必要です。
一貫したスケジュール
通常、ブログの公開スケジュールを一貫させることをお勧めします。
週1回、隔週、月1回など、長期的に維持できるスケジュールを立てます。 この一貫性により、検索エンジンはブログが定期的に更新されていることを認識し、SEO を改善できます。
品質は最低限を心がける
SEO必ず「品質の高いコンテンツを」と言われますが、実際のところ高尚過ぎるコンテンツは読む人を選ぶためファストビューに表示されにくくなっています。
これはアクセスが一定数あれば優先的に検索エンジンに取り込む事と、アクセスの量が多いコンテンツ程、良い内容だと判断される事が原因の一端にあります。
一昔前に流行った2chのまとめサイトが最も顕著で、まとめサイトは全て複製コンテンツなので品質は高くはありません。そもそも元サイトである2chが優先されなければ可笑しいはずですが、実際はそうはなっていません。
他にもただの紹介サイトも、質の高い元記事よりもSEO的に優先されており、内容の質の高さを見ているのであれば矛盾した結果になっています。
それだけ暗黙的に量を優先する傾向にあるものの、Googleはこの辺りを明言していません。
最後に
軌道に乗るまでは、更新頻度高めで頑張りましょう。
軌道に乗った後重要なのは、最低限のコンテンツを作成し、一貫性を保ち、ブログのパフォーマンスを監視して、更新頻度についてデータに基づいた決定を下すことです。