すべてのJavaScript開発者が知っておくべきObjectメソッド

JavaScript

すべてのJavaScript開発者が知っておくべきObjectメソッド

JavaScriptのObject操作で忘れず知っておきたいObject関数一覧。

Object.assign()

Object.assign() メソッドは、1つまたは複数のオブジェクトから対象のオブジェクトに、すべての列挙可能な自身のプロパティの値をコピーするために使用されます。オブジェクトは参照によって割り当てられコピーされます。

const object1 = {
    a: 11, b: 12, c: 33,
};
const object2 = Object.assign({ c: 4, d: 5 }, object1);
console.log(object2.c, object2.d);
// 33 5

Object.create()

Object.create() メソッドは、指定されたオブジェクトを、新しく生成されるプロトタイプオブジェクトとして使用し、プロパティを持つ新しいオブジェクトを生成するために使用されます。

const people = {
  printIntroduction: function () {
    console.log(`My name is ${this.name}. Am I human? ${this. isHuman}`);
  }
};
            
const me = Object.create(people);
me.name = "Ayush"; // "name" is a property set on "me", but not on "people"
me. isHuman = true; // inherited properties can be overwritten
me.printIntroduction(); //"My name is Ayush. Am I human? true"

Object.freeze()

Object.freeze() メソッドは、新しいプロパティが追加されないようにオブジェクトをフリーズさせます。このメソッドは、既存のプロパティ、属性、および値の変更を防ぎます。

const theIndianDevYT = {
   subscribeStatus: true
};
const freezedobject = Object.freeze(theIndianDevYT);
freezedobject.subscribeStatus = false;// Throws an error in strict mode
console.log(
   `You are ${
      freezedobject.subscribeStatus ? 'Subscribed': 'Not Subscribed'
   } to TheIndianDev`
);
//  "You are Subscribed to TheIndianDev"

Object.entries()

Object.entries()メソッドは、指定されたオブジェクト自身のプロパティ[キー、バリュー]ペアの配列を返却するために使用されます。

const obj = { 10: 'instagram', 21: 'ayushk', 23: 'the indiandev' };
console.log(Object.entries(obj)[2]);
// Array ["23", "the indiandev"]

Object.values()

Object.values() メソッドは、指定されたオブジェクトの[key, value]ペアの列挙可能なバリューの値だけを返却します。返却される順番はfor...inループで提供されるものと同じ順序です。

const object1 = {
   a: 'Ayushk', b: 1, C: true,
};
console.log(Object.values(object1));
//Array ["Ayushk", 1, true]
  • この記事を書いた人

九十九史恩

キーを叩いていないときは、都会や田舎の風景を探検しています。

よく読まれている記事

条件の0=0は全てが正であるを意味するSQL 1

SQLの条件に0=0のような記述を見かけます。 変わった書き方の条件ですが、これは「全てが正である」事を意味しており、結合条件の場合はCROSS JOINと同じです。 下記の例で言えば、結合するsub ...

DISTINCTを使わないで重複排除を考えるSQL 2

SQLのDISTINCTはEXISTSとかGROUP BYでなんとかする事もできます。 DISTINCTは暗黙的なソートがされますが、何のDBを使うにせよ過去のバージョンならともかく、最近のバージョン ...

RFC 5322に準拠させた正規表現言語別 3

RFC5322で定義されている正規表現を、各言語の正規表現に変化させた形になります。 完全な電子メール正規表現は存在しないので、結局のところ何かの公式基準に従っていたとしても、自分が携わるサービスのル ...

-JavaScript